茨城大学 工学部 生体分子機能工学科


教員の研究


准教授  吾郷 友宏
元素の特徴を活かした新しい構造、機能を持つ有機化合物の創製
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 周期表には数多くの元素が並んでおり、元素ごとに固有のキャラクターを持っており、 個々の元素の特徴を理解し上手く引き出してやることで、これまでに無い構造、機能や反応性を持った分子を生み出すことができます。
 とりわけ、ユビキタス元素と呼ばれる豊富で低毒性な元素を活用した機能性材料や触媒の開発は地球資源のフル活用につながるため、将来を見据えた資源循環型・持続型の社会開発における重要な課題です。我々のグループでは、ユビキタス元素の中でも窒素、ホウ素、フッ素、アルミニウムといった典型元素の元素特性を活かした新しい有機化合物の開発と性質解明を行なっています。

キーワード:13族元素、共役電子系、電子不足化合物、触媒

研究テーマ
1)電子不足元素であるアルミニウムの特徴を活かした、反応性の低い有機・無機分子の活性化反応
2)アルミニウムやホウ素と共役電子系の複合化による、電子受容性と光機能性を併せ持った有機分子の開発

水素分子の活性化で生じたアルミニウムヒドリド アルミニウムを有する芳香族性分子

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